実寸サイズチャート

 

小サイズ 

身幅(脇〜脇) 52cm

着丈(首リブ下〜)57cm

 

並サイズ 

身幅(脇〜脇) 54cm

着丈(首リブ下〜) 59cm

 

大サイズ 

身幅(脇〜脇) 56cm 

着丈(首リブ下〜) 61cm

 

特大サイズ 

身幅(脇〜脇) 58cm

着丈(首リブ下〜) 63cm

 

マテリアル レーヨンサテン

* 昭和30年代に日本で作られていたスカジャンの素材と同じです

 

ジッパー 矩隼(カネショウ) Hayabusa特製オリジナルファスナーです 

* 当時物のスカジャンのファスナーのプラーの大きさに合わせて作り、当時と同じニッケル鍍金で仕上げています。

大きさ、厚みを同じに作っておりますので、プラーを摘んだ感じはヴィンテージと全く同じです。

 

リブ ウール素材 

* ストライプの折り目の数まで当時物のスカジャンと同じに織って頂いております。

 

サイズタグ 

スカジャンで用いております"切りっぱなし"の生機(染め加工する前の布生地)にスタンプ押し。

* 小 並 大 特大のフォントもデザインしています。

元々のサイズ表記は、商品を管理する為に付けられた物ですから、いずれ解けて無くなってしまう事を想定しております。

あえてB面の首元に取り付けてありますのも、当時物のスカジャンには、同じようなタグの取り付け方がなされた物が残っていますので忠実に再現いたしました。

 

刺繍 横振りミシンによるハンドメイドな事だけでなく、日本の職人さんによる日本製です

ここまでの解説がなぜ必要かと申しますと、工賃の安い海外製の物が殆どですので、それらの類似品と区別して頂くために記しておきます。

 

ハンドメイドによる刺繍ですので、全てが一点物で二つと同じものはございません。

横振りミシンでの刺繍の工程は、まず最初に生地にアウトラインだけハンドプリントした印の中を塗りつぶす様に刺繍を重ねておりますので、コンピューター制御されたミシンで刺繍されたものとは仕上がりのニュアンスが異なっています。

このニュアンスを一言で申しますと、刺繍の厚みが全く違います。

二次元的に表面の針跡を拾い出す(スキャニング)事はコンピューターは完璧に出来る代わりに、厚みのニュアンスまでは表現しきれません!

その為Hayabusaのスカジャンは、平面的な意匠をスキャニング〜生地に当時の手法で手刷で転写(印にはチタンの粉を用います)〜さらに実物の刺繍を手元に置き、見比べながら職人さんに刺繍していただいておりますので、完璧に当時のニュアンスまで再現する事に成功致しました!!

 

刺繍糸もオリジナルに習いレーヨン素材とし、同様の太い番手を用いています。

昭和30年代のオリジナルのスカジャン独特の厚みがあるのにふわっとした柔らかさが残せるのは、横振りミシンだからこそ造り得ることなのです。

 

現代のように細くても切れない丈夫な糸だと、細かな再現が可能になる代わりに、仕上がりがワッペンのような硬さが生じてしまいます。

逆に言えば、手でちぎれる柔らかさを持った太い糸を使えるから着心地が良いわけで、柔らかい切れてしまう糸を用いてコンピューターに縫わせることは出来ないのです。

横振りミシンとコンピューターミシンを比べると、コピー機でプリントするのと筆やエアーブラシでペインティングする位に異なった手法ですから、ヴィンテージのスカジャンに施されている意匠の微妙なニュアンスや手触りなどを完璧に再現するには、横振りミシンによる刺繍でなければ再現不可能なのです。

画像での見た目やヴィンテージのオリジナルを知らなければ判別しきれない領域のお話ですが、オリジナルを理想の頂点としたものづくりには、どれだけ労力や時間やコストが掛かったとしても、決して欠かすことの出来ない要素の一つなのです。

 

生産性が高い物(者)を良しとする価値観は資本主義の競争社会で生き残る手段だとは思いますが、それによって置き去りにされてしまった技術(者)が沢山あります。

殆どの物づくりは機械化され、機械に仕事を奪われ...

手仕事は工賃の安い海外にその技術と共に流出し、職人さんは仕事を奪われているのが今の日本の現状です。

挙句はサンローランやグッチがスカジャンを作ったことを喜び、それを有難がって求める始末...。

 

戦後間もない物資も十分に足りていなかった頃に調達できたお粗末な材料に、日本の職人さんが精魂込めて作ったのがスカジャンのルーツです。

そこには技術と時代を生きる知恵が込められていました。

スカジャンは日本人が初めて作った洋服と言われています。

スカジャンは裏にも刺繍されていますが、これが日本人の見えない部分にも手を抜かない”裏勝”(うらまさり)の美学です。

 

*うらまさり とは、見える表より見えない裏地の方に高級な素材を用いたり、柄を描いたりする日本固有の美意識です

 

儲けるためには沢山作り、沢山売らねばなりませんが、Hayabusaのスカジャンは沢山作る事が出来ません。

沢山売るには興味本意で買えるお手軽さも必要ですが、Hayabusaのスカジャンは100%日本製ですので安くはございません。

 

Hayabusaのスカジャンにしか無いものがあります。

見えない部分にも拘った、裏勝の精神が込められています。

先人の技術やセンスを誰よりもリスペクトしています。

 

中綿について

昔の中綿は、古着を裁断したクズ綿だったのですが、足袋などの金具も一緒に裁断されており、それが摩擦で熱を持って火災を引き起こす原因にもなる事から、現在では入手が不可能との事で、そこだけは調達する事が出来ませんでした。

しかし、Hayabusaは裏勝!見えない中綿には、スカジャン用に作って頂いた綿(わた)を使用しています。

現在では需要も殆どないために高価です。

 

中綿一つでジャケットの重さが変わります。

化繊は軽く、天然素材には心地よい重みがございます。

そうした意味でもHayabusaのスカジャンは何から何まで違います!

 

ここまでオリジナルを忠実に再現しようと挑戦した人は今まで誰もいないと思います。

少々値は張りますが、必ずご満足して頂けるスカジャンだと自負致しております。

 

皆さまからのご注文、心よりお待ち致しております。

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代表取締役 出石(Izushi) 淳也
ごあいさつ
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