Hayabusa プリントスカジャン/虎正面
前作『般若』の復刻から一年四ヶ月の時を経て、ヴィンテージスカジャンコレクター垂涎のプリントを完全に復元致しました!
極細で描写された虎の額あたりの産毛、光が当たり具合で黄色い地の中にも産毛の描写が浮き上がっています。
毎回Hayahusaでは完全な復刻を目指しております為、産毛一本に至るまでオリジナルと同じ数、ニュアンスで描写しています!
その為、製版までの図案を正確に描き写すまでに膨大な手間と時間を費やしております。
虎の額の産毛や、胸の笹の葉の葉脈の表現をクローズアップでご覧になって見てください。
これらは当時と同じ手法、『手捺染』(てなっせん)で染め上げられているのですが、これ程極細のラインを掠れ(かすれ)させてまで表現するという事は、精密な図案描写と版がなければ実現出来ません。
又、手捺染でのプリントは職人さんの手加減次第で線の太さや滲み加減が全く変わるので、相当ハイレベルな腕がないとHayabusaの求める精度で仕事して頂けないのでござます。
完成までに一年以上を要した理由は、この精密な産毛の表現に尽きると言っても過言ではありませんでした。
Hayabusaの求める精度で図案を描き起こし、それを手捺染で表現してくれる職人さんとの出会いまでに大変険しい道のりを乗り越えて完成に漕ぎ着けました。
単に手捺染というだけでここまでの表現は出来ないので、細部の仕事を良くご覧になって頂ければご理解頂けるかと思います。
God in the Details... 神は細部に宿ると申します。
神の宿った物は人の無意識に働きかけ、見た瞬間言葉には出来ない得体の知れない違和感を感じる事が多いです。
例えば、Hayabusaのプリントスカジャンを一度見ただけで、胸の虎の尻尾の縞模様が異なっている事にお気づきの方は、おそらくいらっしゃらないかと思います。
ですが、Hayabusaのスカジャンを見た瞬間、『なんかコレ普通じゃない』と直感で感じて頂けると思います。
尻尾の縞模様だけでなく、左右の虎は同じ図案を反転させただけでなく、右は右、左は左の虎をオリジナルに忠実にそれぞれ手書きで描写して頂いていますので、機械的な雰囲気が全くなく、人間味のあるオーラとして伝わってくるのです。
Hayabusaのスカジャンにはそれ以外にも皆様の想像を超えるギミックの集大成なのです。
一年以上一つのスカジャンの復元に向かい続けて来た私自身でさえ、プリント生地、刺繍、リブ、レーヨンサテン生地、ジッパー、それを正確なディティールで桐生の明仙縫製がスカジャンに仕上げた瞬間、『なんだこれはっ!』と思わず声が出てしまった程です。
これだけは約束させて頂きます。
お買い求め頂いた皆様には、必ずHayabusa特製プリントスカジャンの発する得体の知れない何か?
God in the Details(神は細部に宿る感覚)を感じて頂ける事でしょう。
-------------------------------
着用画像
身長 174cm 体重63kgの私が並サイズを着用しています
-------------------------------
実寸サイズ
小サイズ
身幅(脇〜脇) 52cm着丈(首リブ下〜)57cm
並サイズ
身幅(脇〜脇) 54cm
着丈(首リブ下〜) 59cm
大サイズ
身幅(脇〜脇) 56cm
着丈(首リブ下〜) 61cm
特大サイズ
身幅(脇〜脇) 58cm
着丈(首リブ下〜) 63cm
-------------------------------
マテリアル レーヨンサテン
昭和30年代に日本で作られていたスカジャンの素材と同じです。
-------------------------------