Ed Big Daddy Rothが創作した有名なHOT ROD "Tweedy Pie"のオリジナルインテリアです。

TWEEDY PIEとは、昨年末の2019年12月、YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOWのメインゲストカーとして、バスタブと共に招待され日本へやってきた一台としても有名な、伝説のHOT RODです！

Tweedy Pieは現在、アメリカのGAIPIN Auto Sportsのミュージアムに展示 保存されています。

今観るTweedy Pieのインテリアは白いビニールレザー張りの姿ですが、このインテリアはその一世代前にTweedy Pieに使われていた本物のインテリアです。

私はこのインテリアをGALPINでTweedy Pieのレストアを担当したDave Shuten氏から直接譲り受けており、内装の裏板それぞれにDave氏のサインを入れて貰っています。

個人的にRothが創作した様々なアイテムを長年コレクションしておりますが、これはどっぷり肩まで浸からないと手に入れる事が出来ない領域の、真性ど変態アイテムです！

普通のコレクターなら、そもそも欲しくもならないでしょう...笑

ただ、コレクションを突き進んでいくと欲しくなります。

この内装の上にTweedy Pieのプラモデルの箱を積み重ねたり、コレクションをディスプレイすると楽しそうでしょ？

もしくは、このインテリアからT Bucket HOT RODを作り始めるとか？　

人から見たら汚い内装の一部ですが、わかる人が観たら仰け反る事間違いありません！

一体こんなもの誰が欲しがるんだ？と思いながら売りに出しておりますが、もしかしたら日本にも本物のど変態コレクターがいらっしゃると云う思いで売りに出しました。

私はこれを買い求めにいらっしゃる方と仲良くなれる気がしております...笑

余談ですが、Tweedy Pieの市場価値について軽くご説明しておきます。

GALPIN Auto Sportsが購入する二世代前にあたる2007年1月のRusso & Steele Auctionで$335,500で落札されています！　（約3700万円）

その後もう一度売りに出されていますが、最新の所有者はGALPINとなっています。

さらにOrbitronを筆頭にRothが創作した有名なHOT RODのその殆どは、現在GALPINの私設ミュージアムに収蔵されており、その全てをレストアしたのがDave Shuten氏なのです。

HOT RODの超エリートであり、Ed Rothを語る上でも最重要な一台であるTweedy Pieがもし今売りに出たとしたら？
アメリカのテレビ番組でも特集が組まれたりしておりますので、ミリオンダラーは軽く超えてくると思います。

ちなみに、1962年にRothがBob Johnston氏からTweedy Pieを購入した価格は$1150と伝えられており、2007年の売却金額の$335,500と比べると、なんと！290倍以上に値上がりしています。

さて、このインテリアをまだ高いと思われますか？

世界に一つしか残っていない当時物の本物のインテリアです。