Hayabusa特製スカジャン/般若
今回はヴィンテージでは幻の般若を完全復刻させて頂きました!
オリジナルとの比較画像で、リブの色が異なっている事にお気づきかと思いますが、オリジナルは後年に交換されてしまっており、全体のイメージが台無しになってしまっていました。
そこで、ヴィンテージスカジャンを30年にわたってコレクションして来た私、出石が莫大な数のヴィンテージスカジャンの中から、オリジナルのボディーカラーに似合う配色をA面 B面それぞれ選び出し、それらのリブを完全復刻すると共に、当時あったら絶対にイケてたイメージで作り直しました。
*リブの再現だけで一体どれだけのサンプルが必要だった事か...汗
カラーリングのイメージは、日本古来から用いられている*五色を基本に考えました。
*五色とは、青もしくは緑(青竜) 赤 (朱雀)黄(黄麟 )白(白虎) 黒もしくは紫(玄武)に配される、日本の思想に大きく関わった5つの色の事である。
現存するオリジナルは、ボディーの黒(玄武)、 袖の朱色(朱雀)、 B面の青(青竜)、B面袖の黄(黄麟)で構成されてたので、
特製スカジャンでは、失われたオリジナルの配色を、A面には緑 白 黄色 B面には青 白 黄色でアレンジし直しました。
つまり、日本古来の五色をベースにしています。
生地はオリジナル同様、桐生産のレーヨンサテンを使用。
オリジナルの色を再現する為に一から調色を繰り返し、生地を染めるところから作られています。
刺繍は桐生の熟練した職人による横振り刺繍であるだけでなく、体色 風化したオリジナルの色を再現する為に、この般若の為だめに刺繍糸を特別に染めに始まり、試作を何度も繰り返しております。
とてもではございませんが、採算を考えながらですと、到底ここまで作り込む事は出来ません!(笑)
先にお話したリブも糸の色を吟味したオリジナルと同じ毛織物。
般若のデザインも大きさも、ヴィンテージから型取りをした完全なる写しである。
縫製は戦後間もなく創業した桐生の名門、明仙縫製で縫製。
明仙縫製は、昭和30年代作られた、今日のヴィンテージスカジャンを当時から縫っていた老舗である。
刀剣や茶道具で見られる事だが、いわゆるこのスカジャンは、産地 技法 素材が全て当時と同じに、銘品を偲んだ完全なる写しであります。
ヴィンテージの般若柄の入手は、今となってはお金を積んでも手に入れる事は出来ません...。
そんな銘品は、技法や素材も含めて正しい形で後世に残して置きたい思いを込めて作りました。
これは現代再現する事の出来る、最高品質『100%日本製のスカジャン』です。
小サイズ
身幅(脇〜脇) 52cm
着丈(首リブ下〜)57cm
並サイズ
身幅(脇〜脇) 54cm
着丈(首リブ下〜) 59cm
大サイズ
身幅(脇〜脇) 56cm
着丈(首リブ下〜) 61cm
特大サイズ
身幅(脇〜脇) 58cm
着丈(首リブ下〜) 63cm
マテリアル レーヨンサテン
昭和30年代に日本で作られていたスカジャンの素材と同じです
生地については、世間で間違った情報が氾濫していますので、後日 Blogにてお話しさせて頂きます。
我ながら会心の作となりました!
安心してお求め下さい。