表記サイズ 40
実寸サイズ
肩幅 47.5cm
身幅(脇〜脇)53cm
着丈(襟下〜裾まで/後ろ身頃で計測)57.5cm
袖丈(肩〜)57cm
Condition : ダメージや目立つ汚れの無いExcellent Condition +Aを保っております。
ドリズラーにはファスナープラーにチャームが付いている筈ですが、それは欠損しています。
80年代からヴィンテージをコレクションされている方であれば、赤いドリズラーがどれだけ入手困難であったかご記憶にあられるかと思います。
今となっては赤いドリズラーは絶滅してしまっていますので、出ても来ず、需要もほぼ無く、珍しい事すら忘れ去られそうな幻と化しておりますね!
映画「理由なき反抗」でジェームス ディーンが着ていた赤いジャケットが、マクレガーの赤いドリズラーだと長年誤解されて来た事がコレクターが欲しがる要素の一つではありましたが、実際の古着市場において、ジェームズ ディーンが着ていたから欲しいと言って買うコレクターは少なく、実際に売り買いして相場を形成していたのは珍しい物好きな不良達だったと思います。
ドリズラーについて、初めて知る方の為に記しておきますと、映画「理由なき反抗」でジェームス・ディーンが着ていた赤いジャケットは、ライニングボアのあるアンチフリーズだと改められた事まではご存知かと思います。
しかし、それも実際にはライニングの色が劇中で着用されている物とは異なっているので断定は出来ていなかったのですが...。
さらに時は流れ2018年1月、フロリダのオークショニアによって、ジミーが実際に理由なき反抗で”着用したとされる”ジャケットがオークションにかけられました。
オークショニアによる評価額は最低でも40万ドル!
最高で60万ドルの価値はあると評価されていたのです。
しかし!
出品されたジャケットは何と!BUD Bermaのナイロンジャケットだった物ですから、僕も含めて世界中のコレクターがずっこけたのではないでしょうか?笑
ちなみにこちらがオークションに出品されたジャケットのタグです。
結局ジャケットの素性に疑いが多く入札される事なく、オークションの幕は閉じたのであります。
肝心の真贋についても、誰も知る術はないといった状況です。
今となっては赤いドリズラーをどの様に評価するかにジェームス ディーンは全く関係はありません!
なぜなら昔から赤は珍しく、探しても探しても見つからない幻の存在で、ブルーデニムに似合う不良が好むカラーである事は不滅であり不動の人気です!
僕たちが大切にして来た赤いドリズラーがカッコイイんだと云う価値観は、次の世代にしっかり伝えて行かねばと思い、長年コレクションしていましたが、この度売りに出す事にしました。
これはHayabusaが20年以上は所有し続けていた赤いドリズラーで、レプリカや復刻ではございません!
どうか本物を着て本物の不良コレクターになって下さい...笑