Von Dutch '83 VACATION TIME 2036
フレームサイズ
幅 81cm 高さ90cm
イメージサイズ 幅 59cm 高さ68cm
Oil on Board(板に油の具)
Von Dutch 1981年の作品、VACATION TIME2036のオリジナル(原画)です!
Von Dutchの名前を知っていても、オリジナル作品を実際に観た事のある方は日本に殆どいらっしゃらないかと思います。
それもその筈、Von Ducthの作品は、Kustom Kultureでの知名度に対して作品数は極めて少なく、しかも原画が売買された事に至っては、2006年と2018年のR&Mオークションで出品されただけで、オリジナル作品を入手するチャンスは過去に2度しかありませんでした。
2006年のTHE ORIGINATORS The Brucker's Collectionで初めて売りに出た時のVACATION TIME2036のEstimate $15000.00-$25000.00
落札価格は27600ドルでした。
*今のレートで換算&バイヤーズプレミアム20%を加算すると480万円ほど
この年に丁度、田中凛太郎 著のMy Freedamn! 5の撮影にHayabusaが協力させて頂いていた頃で、凛太郎さんがTHE ORIGINATORS The Brucker's Collectionのオークションへ参加した話をされていた事を良く覚えております。
スカルアイを初めて公開して、皆様から大きな反響を頂いたMy Freedamn! 5の撮影でした。
出品された品物で最も高額だった物では、ツールボックスが310500ドル(今の為替レートで掲載すると4500万円です!)
バイヤーズプレミアム20%を加算しなければなりませんので、5500万円という事になりますね!
っと、そんな話を凛太郎さんとしておりました。
17年前の美術品の相場と今の相では少なくとも3倍〜5倍、物によっては10倍以上になっていますので、今回売り出しております価格は適正につけさせて頂きました。
ビフォーコロナ(2019年〜2020年以降)だけに注目しても、コレクターズアイテムの相場は暴騰と言えるレベルで上がっていますので、今回Hayabusa Galleryから放出しましたVACATION TIME 2036がいかに良い物件であるか?ご理解頂けるかと思います。
最後の画像は2002年に開催されたVON DUTCH An Original Exhibition 9月2日に撮影された写真で、このExhibitionにも展示されていた事が写真で確認出来ます。
ここからは、Brucker's Auctionのカタログに記載されているキャプションを簡単に説明します。
胸から上はほぼ完全に金属製の器具に包まれた人ぶるが描かれています。
肌色の肌を除けば、その姿はかろうじて人間であると認識できる。
機械や装置がフィギュアの頭 体 耳 目 鼻 口を覆っています。
呼吸器が人物の呼吸を助け、人物の額に数字の文字列が走ります。
人物はドアのある黄色い部屋に立っていて、上隅に小さな空飛ぶ円盤があり、何もないオレンジ色の空を眺めている。
全体的に暗号化された数字は、彼の未来予測をした以前の1976年の作品『TRICENTENNIAL』よりもさらに一歩進めました。
同じテーマ、ただしその影響ははるかに大きい。
ヴォンダッチは1976年の『TRICENTENNIAL』ではコンピューターの社会への普及と存在について、この作品ではさらに鼻と口に呼吸器装置を組み込みました。
おそらく環境の悪化と、人類の無能についてコメントしているのでしょう。
との事です。
1982年のヒット曲を調べましたところ、サバイバーのEye Of The Tigerがビルボード1位でした。
アニメだとザブングルやあさりちゃんが放映されていた時代です。
最後になりましたが、Von Dutchのオリジナル作品を入手するチャンスは、おそらくこの一度きりしかないと思います。
しかも由緒正しい来歴が証明出来る有名作品です。
しかるべき場所へお納まっていく事でしょう。