別珍スカジャン/龍 x 富士山
別珍スカジャン/龍 x 富士山
実寸サイズ
身幅(脇〜脇)53.5cm
着丈(襟下〜/バックで計測)56.5cm
袖丈(脇〜)54cm
コンディション
ファスナー差し込み付近が4cmほどホツレていましたので、ミシンで縫い直しておきました(これは欠点と言える程のものではございませんので、ご安心下さい)
汚れは唯一B面の袖口に滲みがある程度で、ほぼ着用されていないニアミント-B〜エクセレントAAと評価出来ます!
ありがちな別珍の擦れなども一切なく、素晴らしいコンディションをキープしております。
スナップもファスナーも完璧です!
ファスナー ブラス製 YKK回転式
綿無し、襟、袖スナップのブルゾンタイプの別珍スカジャンをご紹介致します!
刺繍は、ただ一言素晴らしいに尽きます!!
胸の龍の顔だけとって観ても、随所にエッジを効かせた刺繍されており、かなり腕の立つ職人さんが仕事された事が判ります。
龍の角、目の縁取り、ヒゲの先端までのはらい、放射線状に描かれたタテガミなんて、ネイビーとゴールドのコントラストが効いていて凄くかっこいいです!
通常、龍のタテガミはヒトデの様な形に縁取って表現されているのですが、このスカジャンの龍は一味違います!
顔も殆どの場合、ちょっとトボけたような顔になっているのですが、このスカジャンの龍の胸だけでも凄い迫力がございます!
今も横振りミシンで刺繍される職人さんがいらっしゃるのですが、このヒゲのはらいを横振りミシンの横振りする間隔だけで表現されている場合がほとんどですが、ヴィンテージで見られるはらいは、3mm幅から0mmにもって行く場合、糸目を斜めに倒すことによって表現しているんです。
記号で再現するとこんな感じです _ / / I
真横から鋭角に持ってく感じね!
どちらが手間がかかるかと言えば、圧倒的に横振りだけで縫いつぶす方が手間も糸も多く必要になりますが、ヴィンテージのハライは、熟練した職人さんが時間短縮の為に編み出した手法だと思います?
手仕事による大量生産が未だ健在だった頃のテクニックですね!
今なら精一杯綺麗にビチッと隙間無く縫い潰してくれるでしょうから...笑
こういう違いが全体を通して見た場合、今作りました然と、昔は数をやっつけてたんだぜ!的な大きな違いになって見えてくるのだと思います。
胸の刺繍だけで語ってしまいましたが、肝心の背中も素晴らしいです!
背中は構図が素晴らしいですね!
富士山の下の丸い雲が全体を円で囲むライン取りがされていて、もちろん龍は背ビレで円の輪郭を縁取っています。
所々にはみ出す炎のライン取りも、Von Dutchのピンストラライプを見るような揺れっぷりです!
Japanが無いことによって、よりモチーフの迫力が強調されていてカッコイイと思います。
これはJapan無い方がイイよね!
袖もビシっと昇り竜が刺繍されています!
ネイビーにゴールドのコントラストが効いた、素晴らしいスカジャンだと思います。
こんなの滅多に出ませんので、コレクターさんも別珍のスペシャルとしてお手元に置かれてはいかがでしょうか?
綿なしな事も着易く、ヘビロテになる事間違いなしでございますよ!
着用画像は174cm 68kgの僕が着ています。(ちょっと今、以前よりポッチャリしてます...m(_ _)m)